貧乏人が映画「パラサイト」を観て思うこと
今日は珍しく映画館に行って来ました。
私は昔から映画好きなのですが、
ほとんどテレビで観たり時々レンタルで借りたり…
今では余裕のある時にネットで動画配信を観るぐらいです。
わざわざ映画館に行くなんて何年…何十年ぶり?って程で…。
今日は行ったのは、実家の母親が観に行きたいと言っていたからです。
私の実家の母も、昔から映画が好きで、
母の影響もあって私が好きになったのかも…。
母と二人で話していると、時々映画の話をするのですが
先日アカデミー賞をとった「パラサイト」を
母が一人で観に行くつもりだと言っていたのです。
せめて友達とか、知人と行ってくれればいいのですが
一人でバスと電車に乗って行くと聞くと、気になって仕方ありません。
それで私が同行する事にしました。
私も観たかったので母を口実に観れるのは嬉しいですけどね。
それで実際観てみて、評判通りすごく面白くてよく出来た映画だな~と思ったのですが
私はそれ以上にちょっと観ていて辛くなる場面がありました。
(注意)この先に書く内容にはネタバレを含みます
このパラサイトでは、お金持ちと貧乏人の経済格差を描いているのですが
途中で貧乏な家族の家が水害に遭うんです。
大量の水が家の中に入ってきて、汚水まみれになりながら逃げて
避難所で寝る事になって…。
さらに高台に住むお金持ちの人に見下げた態度をされて傷ついて…。
っていう話が、全く他人事に感じなくて!!
我が家も頻繁に水害に遭う低地ですから。
普通に映画として楽しむというより
私にとっては貧乏人側の目線に共感し過ぎて
観ていてしんどくなりました。
帰り道、映画の面白さより
やっぱり私達って貧乏人なんだなーという印象の方が大きく残った映画でした。

応援クリックして頂けると励みになります




↓姉妹ブログ
